こんにちは、とらママです。
ロンドンに行くなら、本場のイギリス料理にも挑戦してみたいですよね。かつて「イギリス料理は不味い」とゆわれてきましたが、多くの人種と多様な食文化が混ざり合い、世界レベルにまで発展してきました。ロンドンにあるイギリス料理レストラン「St JOHN セントジョン」は”ミシュラン”や”世界のトップレストラン50選”にも選ばれた実力店。「鼻の先から尻尾まで」をコンセプトに、他のお店では食べられないレアな部位がいただけます。
今回は、ロンドンで絶対に行くべき、イギリス料理レストラン「St. JOHN セントジョン」をご紹介します。
「St. JOHN セントジョン」はロンドンの歴史ある食品市場スミスフィールドマーケットのすぐ近くにある英国料理レストラン。1994年、セントジョン・ストリートにあったスーモークベーコン工場を改装してオープンしました。工場の壁を白く塗り直し、元々作業台だった場所はベーカリーやバー、ダイニングに。セントジョンはその後、ロンドン内に姉妹店のワインバーやベーカーリーもスタート。
一頭の豚のイラストが印象的なセントジョンのお店の看板。これは、セントジョンの料理長が掲げる「鼻の先から尻尾まで」を意味しています。セントジョンでは普通は廃棄されるような、豚の耳や内臓、骨髄、脳みそまでを無駄にすることなく、熟練シェフが手間をかけて調理し、絶品の一皿に仕上げます。旬の時期にはリスも食べれるとか。他のレストランでは滅多に食べることのできない、貴重な食体験をしてみたくありませんか?
豚のトレードマークが入ったキャッチーなTシャツやエプロン、トートバッグなどは公式オンラインショップで販売しています。ファッションやグルメが好きなお友達へのイギリス土産に喜ばれそう。
セントジョンはその独特なコンセプトと実力から、数多くの美食家や専門家たちを虜にし、世界のトップレストラン50に選ばれました。ミシュランにも2回選ばれた他、多数の賞を獲得しています。
ランチやディナーの時間帯にはすぐに満席になるので予約必須。
”子牛の脳みそ”はお店で食べるべき一品の一つ。こんがりと焼いたトーストの上に乗せていただきます。日本人なら馴染みのある白子のような食感。”脳みそ”を想像すると、ドキドキが止まりませんでしたが、変な臭みもなく、食べやすかったです。
”骨髄のロースト”もセントジョンの名物。ぶつ切りにしてオーブンで焼いた豚の骨は見た目のインパクトも満点。ナイフで骨髄をすくい取り、トーストしたパンに乗せ、塩やパセリを乗せていただきます。骨髄の脂が溶けて、豚のバターのような感覚。
メインには本日のおすすめ”牛のハツ”を注文。柔らかくて旨味が凝縮されたお肉は勿論、このソースが絶妙で、付け合わせ野菜の豆などと一緒に美味しくいただきました。夫は、ワインのリストにも満足だったよう。
メニューはお肉の仕入れ状況によって異なります。
食後には手作りマドレーヌ。注文してからお店のオーブンで焼き始めるので、店内には甘〜い優しい香りが立ち込めます。この香りを嗅いだらお客さんは頼まずには帰れません。焼き立ては外はさくっ、中はふんわり。焼き立てを楽しんだら家に持ち帰っておやつにどうぞ。
今まで食べたことの無い部位の英語メニューはとにかく難しい。調理法や食べ方など、スタッフに尋ねてみましょう。
セントジョンの姉妹店、「St. JOHN BAKERY セントジョンベーカリー」はコベントガーデン内にあります。酸味が癖になる自慢のサワードゥブレッドやドーナッツの他に、セントジョンがセレクトしたフランスワインも扱っています。
人気のドーナツはジャムやクリーム、チョコレートの3種類。イートインスペースはありませんが、店先にベンチがあるので、街歩きの一休みにどうぞ。
セントジョンレストランは、ロンドンの「ファーリンドン Farringdon駅」から徒歩6分、歴史ある食品市場スミスフィールドマーケットから歩いてすぐの場所にあります。豚の看板が目印。
■St JOHN Bar and Restaurant
住所:26 St John St, Barbican, London EC1M 4AY イギリス
HP:https://stjohnrestaurant.com/
いかがでしたか?今回は、ロンドンで絶対に行くべき、イギリス料理レストラン「St. JOHN セントジョン」をご紹介しました。イギリス料理の忘れられない食体験になるはず。