こんにちは。とらママです。夫の駐在するインドに一人で遊びに行ってきました。
ピンクシティの名で知られるインドのジャイプールは、砂漠の国ラジャスタンの州都。マハラジャの粋を漂わす豪華な宮殿をはじめ、テキスタイルや宝石加工に代表される伝統工芸など、この街には強烈な個性を放つ独特の文化が息づいています。
そんな魅力溢れるジャイプールの、絶対訪れるべきおすすめスポットをご紹介します。
古き良きマハラジャの時代に想いをはせる宮殿ホテルや、美しいパステルカラーの建物、荒涼とした大地にいきなり現れる巨大な城など様々なインドらしい魅力がいっぱいです。
観光地だけでも見どころがたくさんあるので、1泊2日でゆっくり回るのがおすすめです。
姿を見られることを禁じられていた宮中女性のために、1799年にマハラジャ、サワーイー・プラタップ・スィンが建てた宮殿。5階建ての正面部分は奥行きのない小部屋に区切られていて、どの方角からでも風が入るように工夫されています。
暑い時期は40℃を超えるジャイプールでも涼しく過ごせそう。
建物には約1000個もの小窓があり、宮中女性たちはここから祝祭の行列や活気ある日常の街の様子を眺めていたという。当時の彼女たちは一体どういう気持ちだったのか。
内部はカラフルなステンドグラスがはめ込まれていて、外から入るほのかな光がとっても美しい。
■Hawa Mahal
住所:Hawa Mahal Rd, Badi Choupad, J.D.A. Market, Pink City, Jaipur, Rajasthan 302002 インド
アクセス:ジャイプール駅から車で10分
営業時間:9:00~16:30
入場料金:Rs.500(約730円)
URL:hawa-mahal.com
シティ・パレスは、旧市街の中心に立つ歴代マハラジャの住居。現在も一部が王族の住居となっています。ラージャスターンとムガールの二つの様式が融合した建築として有名です。その一部が博物館として一般公開されていて人気の観光スポットです。
インド人にカメラを向けると大抵ポーズをとってくれる。凝った壁画とカラフルな服が絵になりますね。
ここの入場料金は大人500ルピー(約730円)ですが、別に「ロイヤルパレス」という青色の美しい宮殿があり、そこの入場料金はなんと、大人3000ルピー(約4300円)。
インドではびっくりする価格設定!わたしはシティパレスだけでも十分楽しめました。
馬車に乗ってマハラジャ気分を味わってみるのも良いかも。
■The City Palace
住所: The City Palace, Pink City, Jaipur, Rajasthan 302002
アクセス:風の宮殿から徒歩5分
営業時間:9:30~17:00(博物館は16:00)
入場料金:Rs.500(約730円)
URL:royaljaipur.in
アンベール城は、荒涼とした大地に突如あらわれるかつての王城で、ジャイプールの前に王国の都が置かれていました。無骨は外観とは対照的に、内部はマハラジャ一族の繁栄ぶりがわかる華麗な宮殿建築。
最高峰の建築や華やかな壁画、巧みな彫刻など、うっとりする程豪華なお城です。壮大で写真では伝えきれないので、時間をかけて見に行かれることをおすすめします。
麓から山の上までは象タクシーで移動できます。(歩くと30分~1時間くらい。)とても人気なので30分程度並びました。途中で、売り子が帽子やキーホルダー、象の置物などあらゆる物を売られますが、ご自身で対処しましょう。
象タクシーに乗っている間は、そこらじゅうに押し売りカメラマンもいます。買うつもりはありませんでしたが、後でわたし達を見つけて、わざわざ売りに来てくれたので購入しました。
象タクシーは午前中のみで、料金は交渉次第ですが、Rs.1000ルピー前後(約1450円)。降りる際にも高確率でチップを要求されます。
わたし達が乗った象の運転手は、「タクシー代は象のオーナーにとられるから儲けがないんだ」とチップをせがまれました。・・・本当か?
ラジプート建築の最高峰と讃えられる美しさのガネーシャ門。宮殿の中心となる正門で、ここから先はマハラジャのプライベート空間となります。写真はほんの一部です。
王が賓客を迎える際に用いられた鏡の間。天井や壁に無数の鏡が埋め込まれています。鏡の反射を利用して、赤や青などの幕を張って部屋のカラーコーディネートを楽しんだそう。
こちらは王妃と側室用の宮殿。鮮やかなワンピースを着たお掃除おばさんがいたのでカメラを向けると、ちゃんとポーズをとってくれました。チップを要求されます。
■Amber Palace
住所:Amber Palace, Jaipur, Rajasthan,, Amer,
アクセス:風の宮殿から車で20分
営業時間:8:00~17:30
入場料金:Rs.500(約730円)
URL:tourism.rajasthan.gov.in
シティパレスを中心に区画された通りに、庶民的なバザールがひしめいています。ただし、商品は良い物とそうでないものがごちゃまぜになっているので慎重に。
特に、高価な宝石は偽物を高額で売る悪質なお店もあるので要注意。
18世紀にマハラジャが夏の避暑地として造らせた宮殿。マン・サガー湖の中央に浮かびます。ジャル・マハルはヒンディー語で「水の宮殿」という意味。
水上から見えているのはほんの一部。実際は5階建でそのほとんどは水の中にあります。
場所が遠かったのとスモッグのため、あまりよく見えませんでした。ベストシーズンは天候が安定している10月頃です。夕方~夜にかけてのライトアップも綺麗だそう。
アンベール城と合わせて行くのがおすすめ。
■Jal Mahal
住所: Jal Mahal, Amer, Jaipur, Rajasthan
アクセス:アンベール城から車で10分
URL:tourism.rajasthan.gov.in
いかがでしたか?今回は魅力溢れるジャイプールのおすすめ観光スポットを、わたしが訪れた場所を中心にご紹介しました。華麗で壮大なジャイプールを堪能してみては?(※情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどで事前にご確認することをおすすめします。)