こんにちは。ドバイ在住とらママです。
インドへはどんな服装で行けばいい?
あると便利な持ち物は?
気温や文化が異なる国に行くのに一番困るのは服装のこと。特にインドは女性一人で旅行をすると危ないエリアも多く、行かれる際には十分な注意が必要です。今回はインド女子旅で特に気を付けるべき服装や持ち物についてご紹介します。
年中暑いイメージがあるインド。しかし日本のおよそ9倍の面積があるため、地域によって気候が大きく変わります。
日本の春の時期はインドの極暑です。特に5月は40度以上の日が多く、50度近くになることも。屋外を観光するなら熱中症対策が必須です。
6月末にはほとんどの街が雨季なります。南西部は特に蒸し暑く、大規模なモンスーンが発生することも。豪雨による洪水の可能性もあります。
10月に入ると、雨が一気に少なくなり、平均気温も30度台から20度台に下がり、過ごしやすくなります。ハイシーズンなのでホテルの宿泊料金が上がります。夕方から朝晩にかけて冷え込む地域もあるので、防寒具も用意しましょう。最新の天気予報も確認して、訪れる地域や時期に応じた服装を選びましょう。
冬場は帽子やサングラスといった暑さ対策以外に、カーディガンやストールなどの上に羽織るものを、冬にはコートやマフラーまで準備が必要です。
10月~3月が乾季なので旅行に適しています。わたしは2月上旬の10日間デリーに滞在しました。雨は一日も降らず、日中の平均気温は20度台だったので、薄手の長袖1枚で丁度良かったです。
但し、この時期は大気汚染が深刻な地域があるので対策はしっかりしましょう。わたしが滞在していた北インドのグルガオンは特に酷く、数メートル先が見えない日も。大気汚染アプリを活用したり、外出時は高性能マスクをきちんと着用しましょう。
インドを安全に楽しく旅行するために、洋服選びには気をつけましょう。インドの性犯罪は深刻で、意図していなくても誘っていると誤解されるなど、無用なトラブルの元となります。露出を控え、ゆったりとした服を選ぶようにしてください。
インドの民族衣装のサリーやチョリのように、腕、お腹、背中などの上半身の露出はありますが、脚は出さない習慣があります。露出していると危険な目に遭う可能性があるので要注意!短いワンピースを着ていても、必ず下に長いパンツを履いています。
インドではスキニーのように、体のラインにフィットしたパンツを履いている人は見かけません。タイトなデニムを履いていても、トップスはお尻まで隠れる長めの丈を合わせるのが定番です。
襟ぐりが大きく開いているトップスは避けましょう。首以外は必要以上に露出せず、さらにストールを巻いて胸元のラインを隠すようにするのがベター。ストールはインドの強い日差しや砂埃を防いでくれるお役立ちアイテムなので、持参するか、現地に着いたら早めにGETしましょう。
インドの民族衣装は異国気分をぐっと盛り上げてくれます。せっかくなのでレンタルして観光してみては?現地では、「ちょっと派手かな?」と思うくらいの色や、「多すぎない?」と思うほどのじゃらじゃらアクセサリーが丁度よく馴染みます。
わたしはアグラのタージマハル近くにある「カラ・ケンドラ」というショップでレンタルしました。気さくで日本語が堪能なインド人が接客してくれました。観光客向けの簡易サリーは着脱が簡単で着くずれしにくいので、はじめての方に特におすすめ!お好きなカラーやアクセサリーを選んで、いざ、タージマハルへ。
■詳細情報
アクセス:タージマハルから車で7分
営業時間:7:00~21:00
料金:Rs.1500(約2140円)~
高級ホテル・レストランで食事をする場合は、ドレスコードも意識しましょう。
男性はジャケットにパンツ、女性はワンピースとパンプスなどで十分。過度に着飾る必要はなく、場所にあわせた服装程度で問題ありません。男性のショートパンツ、女性の過度な露出は控えましょう。
今の時期はどこに行っても手放せませんが、インドでは大気汚染の問題もあるのでしばらく必須アイテムになりそう。
寺院では土足厳禁なので、脱ぎやすいサンダルがあると便利。現地のものは壊れやすいので要注意。必ず履きなれたものを。
日中過ごしやすい時期でも、ホテルやレストランの店内は冷房が利きすぎていてとても寒いです。また、日差しが強い時期は日よけ対策にも。
いかがでしたか?今回は、インド・デリーの服装と気をつけるべきポイントをご紹介しました。是非安全で快適なインド旅行をお過ごしくださいね。(なお、情報は記事掲載時点のものです。詳細は公式サイトなどでも事前確認することをおすすめします。)