こんにちは、とらママです。イギリスの春を感じさせる人気の花のひとつ「ブルーベル」。辺り一面、青色のカーペットのように自生している場所もあり、とっても綺麗です。日本ではなかなか見れないので”イギリスにいる間に一度は見てみたい!”と思っている人も多いのでは?
ブルーベルの見頃は?
ブルーベルはどこで見られる?
今回は、ロンドン近郊でブルーベルが見られる、おすすめスポットをまとめました。
イングリッシュ・ブルーベル Hyacinthoides non-scripta ( シノニム Endymion non-scriptum, Scilla non-scripta ) は、ツルボ亜科のヒアシントイデス属 Hyacinthoides に属する、春咲きの球根性多年草である。イングリッシュ・ブルーベルの個体数の70%はグレートブリテン島に存在すると推定されている。
wikipedia
ブルーベルは春を感じさせる人気の花で、イギリス南東に多く自生します。イギリスでは春の終わりの4月下旬頃から、森の中にブルーベルの群生がカーペットのように美しく広がり、甘い香りを放ちます。ブルーベルは踏みつけられると、回復して再び開花するのに4〜6年かかることがあるので、散策の際は足元にご注意を。
ブルーベルは4月~5月がピークシーズンですが、開花時期は春の天候によって異なります。
ブルーベルを綺麗に撮影するなら少し曇りの日が理想的。霧のかかった朝はより幻想的な雰囲気になり、太陽の傾く早朝や夕暮れ時はドラマチックな印象で撮影できます。日差しが強すぎるとコントラストが強くなるので注意が必要。
ブルーベルはイギリス南東に多く自生しますが、ロンドンでも気軽に鑑賞できる場所があります。日本ではなかなか見られないので、この時期に是非足を運んでみましょう。
キュー・ガーデンズはロンドン南西部に位置し、世界遺産に登録されている歴史ある王立植物園。世界中から集められた3万種類を超える植物が見られ、ここで一日過ごすことができます。
キューガーデンズでブルーベルが見られるのはクイーン・シャーロット・コテージ付近にあるナチュラルエリア。最も近い入口はライオンゲートです。青のカーペットのような一面のブルーベル畑は感動的な美しさです。この一帯は自然がそのままの状態で残されたエリアで、木々に囲まれた木道は子どもとのお散歩コースにぴったりですよ。
ランチや休憩には、キュー・ガーデンズ内にあるファミリ―向けのレストラン「Family Kitchen & Shop」がおすすめ。植物をモチーフにしたインテリアやライブキッチンは、ただ食べるだけでなく、子どもが食について学べる空間。おもちゃやお土産コーナーも充実しているので是非立ち寄ってみて下さいね。
■the Kew Gardens
アクセス:キューガーデンズ内のクイーン・シャーロット・コテージ辺り(最寄の入口はライオンゲート)
営業時間:10時~夕暮れ
公式サイト:kew.org
料金:£17.5/大人(25歳以上)、£8.75/学生(16~24歳)、£5/子供(4~14歳)、3歳以下は無料
リッチモンド公園は17世紀には狩猟場だった広大な王立公園。手つかずの自然が残されていて、ロンドンの中心部とはまるで別世界。
ブルーベルはリッチモンド公園内の「イザベラ・プランテーション」という大きな庭園の中で鑑賞できます。完璧に手入れされた素晴らしい庭園では、4月~9月にかけて様々な植物がピークを迎えます。
4月下旬頃からは徐々に辺り一面が美しいブルーベル畑になり、まるでおとぎ話の世界にいるみたい。5月上旬はツツジも見頃で、赤やピンクの様々な種類のツツジが見事に咲き誇る姿は必見ですよ。
■Isabella Plantation
アクセス:リッチモンド公園内のイザベラ・プランテーションエリア
営業時間:年中無休
公式サイト:royalparks.org.uk
地図:リッチモンド公園MAP
ロンドン北東部にあるワンステッドパークもブルーベルが鑑賞できるスポット。この公園はハイキングやサイクリング、ピクニックに人気の場所で、大きな池では釣りも楽しめます。
ワンステッド・パークでブルーベルが見れるのは「シャレーウッド(Charet wood)」エリア。天気が良ければ、ブルーベルエリアを通り、公園内をぐるっと一周できると散策ルートがおすすめ。
■Wanstead Park
アクセス:ビクトリア駅から1時間
営業時間:7時~夕暮れ
公式サイト:cityoflondon.gov.uk
地図:ワンステッド・パークMAP
ロンドン北部にあるハイゲイト・ウッドもブルーベルのスポットとして知られています。ここは静かにハイキングを楽しみたい人には最適の場所です。また、クリケット、サッカー、その他のスポーツ、カフェ、子供の遊び場もあります。
ハイゲイト・ウッド公式の地図にもブルーベルの位置が記されています。公園の北側「クランリーゲート」又は、その下の「ブリッジゲート」が最も近い入口です。
■Highgate Wood
アクセス:ビクトリア駅から40分
営業時間:7時半~夕暮れ
公式サイト:cityoflondon.gov.uk
地図:ハイゲイト・ウッドMAP
西ロンドンでおすすめのブルーベルスポットはライスリップ・ウッズ。この森はイギリスの国立自然保護区で、美しい野花、鳥、虫がたくさんいます。ハイキングコースがいくつかあり、探索するのにとても素敵な場所です。
周辺にビーチがあり、そこには大きな海賊船やたくさんの遊具、ミニ機関車があります。小さい子連れの家族は間違いなく気にいるでしょう。
ライスリップ・ウッズ内にはいくつかブルーベルの群生があるようです。森を探索しながらブルーベルを見つけてみるのもきっと楽しいはず!
■Ruislip woods
アクセス:ビクトリア駅から1時間半
営業時間:9時~夕暮れ
地図:ライスリップ・ウッズ散策MAP
ライスリップ・ウッズの隣にあるライスリップ・リドーはロンドン近郊でビーチを満喫できる貴重な場所です。晴れた日の週末は大人気!ロンドンの夏のお出かけにおすすめのスポットはこちらの記事で紹介しています。
■Ruislip Lido
アクセス:ビクトリア駅から1時間半
営業時間:9時~夕暮れ
公式サイト:http://ruisliplido.com/
いかがでしたか?今回は、ロンドン近郊でブルーベルが見られる、おすすめスポットを紹介しました。ブルーベルはイギリスにいる間に見るべきお花のひとつです。是非、春のお出かけの参考にしてみて下さいね。