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【海外赴任】持ち物リスト – 食品編、英国輸入禁止食品|イギリス・ロンドン駐在員おすすめ

こんにちは。ロンドン在住のとらママです。日本人が多く住むロンドンでは、日本食材が手に入りやすいですが、イギリスの日本食材は超高級品。その為、荷物に余裕があればできるだけ日本から食材を持ち込むのがおすすめです。但し、カレールーやラーメンなど、イギリスに送れない輸入禁止食品も多くあるので注意が必要です。

✔︎イギリスへの持ち込み禁止食品は?
✔︎日本からどんな食材をを持って行くべき?
✔︎イギリスのスーパーでは何が買える?

今回は、「イギリスの輸入禁止食品」、「日本から持って行くべき食材」、「イギリスで手に入る日本食材」を紹介します。



①英国の輸入禁止食品<船便・航空便>

シールド, 禁止, 停止, を含む, 警告, 注意してください, 道路標識, 通路, Warnschild

イギリスへの食品の輸入はとても厳しいので注意が必要です。原材料に砂糖、肉類、魚類、乳製品、卵類、アルコールを含む食料品はすべてNGでした。不明な食品は海外引越担当までお問い合わせを。

輸入禁止LIST
×魚介類
×肉製品
×乳製品
×卵製品
×蜂蜜
×糖類を含む食品
×じゃがいも
×アルコール
×たばこ

魚介類

楽天市場】かつおぶし:にんべんnet倶楽部
出典:にんべん

魚介類は調理済みでも不可、ペットフード、エキスも不可

NG例
・鰹節、粉末出汁、出汁パック)
・魚の缶詰め(ツナ缶、サバ缶)
・せんべい(魚のエキス入り)

肉製品

肉及び、肉製品が含まれる食品、菓子類、ペットフード、エキス類も不可

NG例
・インスタント麺(肉のエキス入り)
・レトルトカレー、カレールー
・ペットフード(肉入り)

乳製品

ミルクおよび乳製品は不可

NG例
・チーズ
・生クリーム
・粉ミルク

卵製品

kewpie

卵、卵を使用している食品は不可

NG例
・クッキーなどの菓子類
・マヨネーズ

蜂蜜

蜂蜜、蜂蜜を含む菓子、食品は不可

糖類を含む食品全般

料理, ベーキング, お菓子, 女性, 女の子, ホーム, チョコレート, クリスマス, マフィン, 手

砂糖を含む菓子類、砂糖、果糖、オリゴ糖、ブドウ糖など糖分を含む飲料、食品全般不可

NG例
・お菓子全般
・調味料

じゃがいも

はじめての商品は『のり塩』!? 湖池屋の人気商品、ポテトチップスの歴史 - イーアイデムの地元メディア「ジモコロ」
出典:イーアイデム

じゃがいもを含む食品は不可(ただし、片栗粉、野菜スープ、粉末マッシュポテト等は輸入可)

NG例
・ポテトチップス
・レトルトカレー(肉入)

アルコール類

酒類は飲用、調理用共に不可

NG例
・料理酒、みりん
・日本酒、ウイスキー、ブランデー、ワイン、その他酒類

たばこ

紙巻きたばこ、葉巻は不可

POINT
✔英国の食品制限はとっても厳しい!
✔調味料や加工品はほとんど送れない
✔日本食材は手荷物に入れるか、現地で調達しよう!


②船便で送れる日本の食品・調味料

お米にひと工夫、江戸時代の精米を再現・冷えてもおいしい米など:MONEYzine:資産運用とお金のこと、もっと身近に
出典:MONEYzine

輸入制限が厳しいイギリスですが、送れるものもあります。

毎日食べるお米やうどんなどの主食、お茶などは、消費も激しいので事前に送っておくと経済的&渡航後が楽ちんです。

船便LIST
・お米
・麺類(うどん、そば、そうめん)
・油(胡麻油、太白胡麻油)
・調味料(醤油、酢、わさび、からしなど)
・お茶(麦茶、ほうじ茶)
・乾物(昆布、海苔、わかめ、ひじき、胡麻)

お米

日本人の食卓に欠かせない米。現地でも購入できますが、種類が少なく値段が高め。船便で送れるだけ送りましょう。※一便につき10~20kgまで輸入可能です。

乾麺(うどん、そば、そうめん)

子どもも大人も大好きな麺。お昼ご飯や夜食にも便利。乾麺は日持ちするので、たくさん持って行きましょう。

油(胡麻油、太白胡麻油)

毎日の料理やお菓子作りの必需品。現地スーパーtescoのセサミオイルを試してみましたが、風味が足りずイマイチでした。

調味料(醤油、酢、わさび、からしなど)

醤油やわさびなど、海外でも人気な日本の調味料は、現地スーパーでも見かけます。でも売っているのはミニボトルがほとんどで割高。毎日和食を作るなら、持ち込めるだけ持って行きましょう。

お茶(ほうじ茶、麦茶、緑茶)

毎日飲む日本茶も欠かせません。子どもが大好きな麦茶も忘れずに持って行きましょう。

乾物(昆布、海苔、わかめ、ひじき、胡麻)

昆布や海苔などの海藻類も常備しておくと便利。

海外にいると香りの良い昆布で取ったお出汁は体に沁みます。羅臼昆布は少量で美味しい旨みが出るのでおすすめです。

息子の大好きな海苔はすぐに無くなってしまうので、もっと送れば良かったです。

POINT
✔毎日消費する「米・麺・茶」はたくさん送ろう
✔海外で作る和食はお出汁が肝心

③注意!味噌は船便に入れないで!

手荷物を減らす為に味噌を船便で送りましたが、3ヵ月後に届いてびっくり!淡い茶色だったお味噌の色は濃い茶色になり、水分が抜けて2cmほど減量。味は甘みの少ない赤味噌に変化していて、せっかく送ったのにショックでした。

味噌の正しい保存方法

味噌の正しい保存方法|味噌のこと|マルコメ
マルコメ

味噌の美味しさを保つためには冷蔵庫や冷凍庫のような低温保存が適しています。3ヵ月間で、こんなにも変化するお味噌。船便のコンテナは一体どんな環境なんでしょうか。

POINT
✔船便の温度環境に注意!
✔味噌を美味しく味わうなら手荷物で

④手荷物で持ってきた方が良い食品

旅行者, 空港, 荷物, 休暇, 観光, フライト, 旅行, トランスポート, 乗客, 旅, 休日, 国際

手荷物LIST
・調味料(料理酒、みりん、味噌、めんつゆ、白だし)
・出汁(出汁パックや粉末、鶏がらスープ)
・ご飯のお共(ふりかけ、お茶漬け、塩昆布)
・カレー、シチューのルー
・レトルトカレー
・インスタントラーメン
・即席みそ汁
・お菓子

調味料(料理酒、みりん、味噌、めんつゆ、白だし)

日系スーパーの料理酒は1リットルなんと、¥2,100~¥2,600で日本の10倍近いお値段!高級品なので少量ずつ使用したいところですが、イギリスのお肉は臭みが強い物もあり欠かせません。

出汁(出汁パックや粉末、鶏がらスープ)

茅乃舎だし|茅乃舎(かやのや)|久原本家通販サイト(公式)

海外の野菜も日本産のものと違い、香りや味が独特。特にシンプルな水炊きなどは濃い目にお出汁を取った方が日本らしく美味しく味わえました。

たまには、ちょっと贅沢な茅乃舎のお出汁も使いたくなります。

ご飯のお共(ふりかけ、お茶漬け、塩昆布)

ふりかけやお茶漬けなどのご飯のお共も船便では送れませんでした。塩昆布は浅漬けや卵かけご飯に載せても美味しい!

カレー、シチューのルー

スパイスから時間を掛けて作るカレーも美味しいですが、無性に食べたくなる日本の欧風カレー。現地だと種類がとても少なく割高です。

S&BのDINNER CURRYは深みのあるリッチな味わいの美味しいカレーです。

入手困難なデミグラ缶。洋食文化のイギリスで簡単に手に入ると思っていたデミグラ缶がイギリスにはなぜか売っていません。HEINTZのトマト缶やケチャップはどこでも売っているのに不思議。

日系スーパーでもまだ見かけないので持ってくればよかった。

レトルトカレー

日本のレトルト食品は本当にクオリティが高い!これがあれば、現地の日本食レストランに行かずに済みます。

インスタントラーメン

大好きなマルちゃん製麺は日系スーパーでは5食入りで¥1500!それでも食べたくなる美味しさ。こちらでは種類も少なく、まだ醤油・味噌しか見たことがありません。

即席みそ汁

お湯を注ぐだけで美味しいお味噌汁が食べられて便利。アマノフーズのフリーズドライは具だくさんで食べ応えもばっちり!非常用にもおすすめです。

お菓子

日本のお菓子もたくさん売っていますが、価格は日本の3~4倍します。荷物に余裕があれば、お気に入りのお菓子だけでも持ってくると良いですね。ロンドンでは高価な日本のお菓子はお土産にも喜ばれます。

POINT
✔値段は高いけど日本の食材は手に入る
✔料理酒・みりんは高級品!
✔荷物に余裕があれば持参しよう

⑤ロンドンで日本食材が買えるおすすめスーパー

Japancentre

ロンドンの日本人が多く住むエリアには日本食スーパーも充実しています。持っていく荷物に迷ったら、事前にオンラインショップで品揃えや価格をチェックしてみましょう。

日本食材が買えるロンドンのスーパーはこちら



– まとめ

いかがでしたか?今回は、「イギリスの輸入禁止食品」、「日本から持って行くべき食材」、「イギリスで手に入る日本食材」をご紹介しました。初めての海外赴任だと、何から準備して良いのか分からず大変ですよね。海外でも美味しく健康的な食生活が送れますように。



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