こんにちは。ロンドン在住とらママです。
初めての海外生活は楽しみな半面、慣れない引っ越し準備や手続きはとても大変ですよね。特に食べられる物に制限がある赤ちゃんや小さい子ども連れだと、イギリスの離乳食や食事情について特に心配になるはず。
「イギリスで買える離乳食におすすめ食材は?」
「日本から持って行くべき食材・便利グッズは?」
今回は、イギリスのスーパーで買える離乳食におすすめ食材や、日本から持って行くべき子どもの食材、便利グッズをご紹介します。
離乳期から幼児期は、骨や筋肉、脳など、赤ちゃんの大事な器官が発達していく重要な時期です。十分な栄養が必要なので、バランスの整った離乳食を作りたいですよね。毎食、3つの食品グループは取り入れたいです。
炭水化物
からだや脳のエネルギーとして赤ちゃんの元気の源となります。主に主食となる食材に多く含まれています。ビタミン・ミネラル類
からだの調子を整え、代謝や吸収を助ける栄養素。副菜として野菜や果物を足すと、彩りもきれいで見た目の楽しさも増します。たんぱく質
出典:pal system
筋肉や骨などの成長には欠かせない、主菜となる食材に多い栄養素です。動物性たんぱく質と植物性たんぱく質があります。
からだを動かすエネルギー源となる炭水化物は離乳食に欠かせません。船便でも送れるので、事前に準備しておくと渡航後が楽ちんです。
主な食材
・米
・パン
・うどん
・パスタ
・じゃがいも
・さつまいも
お米は日系スーパーで購入できますが、数ヵ月分は日本から船便で送るとすぐに使えて便利です。息子は大人と同じご飯を食べていますが、月齢が小さいお子様でしたら、おかゆのベビーフードを持参すると楽ですよ。
うどんやそうめんも船便で送れます。食塩不使用のベビーうどんは短くカットされているので時短できます。
イギリスはハード系パンの種類が多く、とっても美味しいんですが、歯が生えそろっていない赤ちゃんには少し食べ辛いです。でも、日本のような柔らかい食パンやコッペパンもスーパーで手に入るのでご安心を。
POINT
✔米・麺は船便で送ろう
✔ベビーうどんも便利でおすすめ
✔離乳食には柔らかいパンを選ぼう
からだの調子を整える野菜や果物はイギリスのスーパーでもたくさん並んでいます。日本では高価な果物がこちらでは安く買えるのが魅力です。発達途中の小さい子どもにはオーガニック製品が安心。
主な食材
・にんじん
・かぼちゃ
・ほうれん草
・大根
・キャベツ
・玉ねぎ
・りんご
・みかん
甘みが強くて美味しいバターナッツカボチャは栄養満点で美容効果も。茹でただけでもパクパク食べてくれるので冷凍ストックしています。
鉄分やビタミンなどの栄養価が高いほうれん草。冷凍のものは茎まで柔らかく、小さな子どもでも食べやすいです。ブロックになっていて便利。
イギリスの大根といえばラディッシュ。日本でよく見る白い大根はアジア系スーパーで購入できます。
イギリスはりんごの種類がとても多く、どれを買えば良いのか迷いますが、子ども用には「Royal Gala」がおすすめ。ジューシーで硬すぎず、息子のお気に入りです。
POINT
✔野菜やフルーツは種類が豊富
✔日本で高価なフルーツがお手頃!
✔大根、白菜は日系・韓国系スーパーで
血液や筋肉を作るたんぱく質。毎食欠かせない栄養素ですが、赤ちゃんはうまく消化できないのでの目安量は守りましょう。
1回当たりの目安量(12~18ヵ月)
厚生労働省
豆腐・・・50~55g
魚、肉・・・15~20g
卵・・・1/2~2/3個
主な食材
・卵
・豆腐
・納豆
・大豆
・魚
・鶏肉
・豚肉
・牛肉
・牛乳
・ヨーグルト
イギリスで売られている卵の「Lion mark」は、サルモネラ菌の予防接種を受けたという証なので生食可能。赤ちゃんはまだ生では食べられませんが、我が家はいつもライオンマークの卵を購入しています。
豆腐はイギリスのスーパーでも見かけます。紙パックに入っている物は常温で1年近く保存ができるので、非常食にも◎韓国スーパーなら種類も豊富です。
日系・韓系スーパーの冷凍コーナーにあります。ひきわりはまだ見つけられていません。
イギリスの魚は種類が少なく日本よりもお高め。タラやサーモンの切身が多く並んでいます。青魚は韓国スーパーや、日系の魚屋さんで買えます。
イギリスでは骨付きが多いですが、離乳食に使いやすい鶏胸・ささみ、ミンチなどもスーパーで手に入ります。
柔らかいヒレ肉を小さくカットして食べさせています。薄切り肉は日系・韓国系スーパーで購入できます。
イギリスでは、ステーキ肉やミンチが主流。こちらのミンチは脂肪分の表記があるので分かりやすいですね。薄切り肉は日系・韓国系スーパーで購入できます。
イギリスの牛乳は低温殺菌なので、自然の甘みがあって美味しいです。日本の牛乳は超高温殺菌が多く、栄養は変わりませんが風味が落ちてしまいます。
キャップの色は3種類あります。
青:成分無調整
緑:低脂肪
赤:無脂肪
ヨーグルトの種類が豊富で迷いますが、無脂肪でもコクがあって美味しいです。
POINT
✔卵は「Lion mark」が安心
✔肉はイギリススーパーで入手可能
✔納豆、豆腐、青魚、牛豚薄切肉は日韓系スーパーが種類豊富
✔イギリスの乳製品は美味しい
赤ちゃんは出汁の味が大好き。大人よりも味覚が敏感なので薄味が基本ですが、色々な味を試したり、苦手なものを食べやすくするためにも基本の調味料は必要です。
主な食材
・出汁
・かつおぶし
・海苔
・すりゴマ
・きな粉
・味噌
・醤油
・ケチャップ
・マヨネーズ
3歳までに培われた味覚が人生の味覚を左右するともゆわれています。子どもには出来るだけ無添加の物を選びたいですね。
ごはん嫌いな時期があったので、かつおぶしはとても重宝しました。
おにぎりに付けるとパクパク食べてくれます。離乳食では味の付いていないものを。
パン嫌いな時期がありましたが、きな粉を牛乳で溶いたクリームを付けるとパクパク食べていました。栄養も豊富。
POINT
✔離乳食は薄味が基本
✔赤ちゃんはお出汁が大好き
✔すぐに使うものは手荷物で
毎日、栄養バランスを考えながら献立を考えたり、作り置きしたり。離乳食作りは結構時間がかかります。私が実際に役立った便利グッズはこちら。
便利グッズ
・フリージングトレー
・保存容器
・麺カッター
・ミニすりこぎ
・ハンドブレンダー
・離乳食のレシピ本
少量のお肉や野菜を保存するのに便利。離乳食以外にも、1食分のネギや紅ショウガの冷凍保存に使えます。
1食分のごはんや、おかず、スープなどが冷凍できる小さめの保存容器があると便利。ジップロックは積み重ねしやすくて愛用しています。
うどんやパスタなどの大人の取り分けに便利なので、お出掛け時にも大活躍!
離乳食以外にも使えるミニすりこぎは1つあると便利。
はじめての離乳食作りの基本が載っています。メニューが豊富なので毎日の献立に悩まずに済みます。
軽量・スリム・洗いやすいブレンダーを求めて購入したこちら。飛びちりもなくストレスフリーです。離乳食以外にポタージュやスムージーを作っています。
POINT
✔便利グッズで時短
✔離乳食以外にも使える物なら長く使える
✔初めてママはレシピ本があると安心
✔すぐに使うものは手荷物で
到着後すぐは時差ボケや疲れで離乳食作りは大変だと思います。すぐに食べられるベビーフードやおやつがあるとママも楽ちんです。
POINT
✔到着直後は忙しいので、ベビーフードがあると楽ちん
✔日本のお気に入りの物を準備しよう
✔ベビーフードは手荷物で
いかがでしたか?今回は、イギリスで買える離乳食におすすめの食材や、日本から持って行くべき食材、便利グッズをご紹介しました。
初めての海外生活だと、何から準備して良いのか分からず大変ですよね。海外でも栄養満点の美味しいご飯が作れますように。