こんにちは、とらママです。
初めての海外生活。英語もろくに話せないし、家族や友だちもいないのに子育てできるのか?コロナ禍の今、パスポートやVISA、引っ越し準備は進められるのか?・・・私も最初は分からないことだらけでした。
少しでもその不安を解消するためにも、準備のチェックリストを用意しておくと安心ですよね。今回は、夫の渡航前にやっておくべき内容についてご紹介します。
これが無くては海外へは行けません。必要書類を用意してパスポートを申請しましょう。
申請方法は外務省のHPで確認できます。代理申請が可能ですが、受け取りは本人だけなので年齢に関係なく申請者本人が受け取ってください。(乳幼児も含む。)
▼申請必要書類
・一般旅券発給申請書 1通
・戸籍謄本(または戸籍抄本) 1通
・住民票の写し 1通
・写真 1枚
・申請者本人に間違いないことを確認できる書類
▼写真
パスポート申請用写真の規格は在英大使館のHPに詳しく載っています。
写真屋さんで「イギリスのパスポート用」と伝えたところ、すぐに調べて撮影してくれました。子どもをあやしてくれたり、後から写真の焼き増しも出来るので、スピード写真よりも町の写真屋さんが親切で丁寧ですね。
しばらく日本を離れることになるので、健康診断・歯科検診は必ず受けておきましょう。健康第一!
イギリスには国民保健サービス(NHS)があり、外国人でも無料か安くで医療が受けられるようですが、歯科医療は日本とは異なりほとんどが自己負担のため高額になります。
また、イギリスのコロナ感染者は日本とは桁違いで、病院の状況が変わる恐れもあるので、日本国内の病院で受けて行った方が安心ですね。女性なら生活習慣病の検診に加えて、婦人科検診も受診しておきたいです。
私も内視鏡や婦人科検診、歯科検診など、念のために一通り受診しました。
せっかく英語圏に住むのなら、帰国するまでに日常英会話はマスターしておきたいですよね。英語力が少しUPするだけでも初めての海外生活への自信につながると思います。イギリス人講師のいるスクールなら、現地の観光や食などの情報が聞けるので、英会話が苦手でも続けられそうですね。
私は英語初心者なので、思い切って英会話スクールに通ってみました。イギリス人講師のレッスンを受けて、モチベーションを上げていました。やっぱりブリティッシュイングリッシュはカッコイイ!家探しのアドバイスももらえましたよ。
夫の渡英を機に退会してしまいましたが、無事にロンドン入りできたら今度はオンラインレッスンを始めようと思っています。英会話初心者におすすめの勉強法を紹介していますので是非参考にしてみてくださいね。
海外でも車を運転するなら、国外運転免許証取得手続が必要です。また、車の運転に自信が無い場合はペーパードライバー講習を受けましょう。
日本の道路は戦後にイギリスの道路を参考に作られているので、同じ左側走行で分かりやすいですね。ロンドンは駐車場が少なく、路上の縦列駐車が多いようなので、慣れておくと役立つかもしれません。
私は免許を取得してからほとんど運転せず、気づけば10数年経ちました。元々は田舎出身ですが、大阪・東京などの首都圏に住んでいると、車は必要ないんですよね~;
ロンドンは地下鉄の発祥地で、車が無くても生活はできるくらい便利なのですが、コロナ禍で混雑を避けて生活したいので車がある方が安心ですね。教習所は子連れNGで託児所もないので夫の渡航前にペーパードライバー講習を受けておいて良かったです。
いよいよ引っ越し準備。下見はコロナの影響でオンラインになると思います。事前に持って行くもの・持って行かないものをリスト化しておくとスムーズですよ。
引っ越し業者さんは日本通運さんにお願いしました。海外引越専門スタッフが梱包作業までしてくれる「フルパック・スーパー」(船便2回・航空便1回)というサービスです。「海外引っ越し大変そう」と思っていましたが、実際に自分たちでやるのは仕分けくらいでした。
持ち物リストはこちらの記事にまとめています。
・衣類、靴(半分くらい)
・食器・調理器具(半分くらい)
・家電(ワインセラー、コーヒーメーカー、炊飯器)
・食品(米、麺類、油、茶、味噌、醤油、海苔、鰹節、ゴマなど1年分くらい)
・日用品(ペーパー類、洗剤、風呂洗面用品など2年分くらい)
・本(半分くらい)
・子どもの絵本・おもちゃ(月齢的にすぐに使わないもの)
・ベビーチェア(送った後は中古を再度購入)
・チャイルドシート
・洗濯物干し、ハンガー
・衣類、靴(夫のすぐ使うもの)
①手荷物→航空便→船便の順に送るものを仕分けしておくこと。
(夫は服を送りすぎて、数日間着るものが無く困っていました。)
②英国の輸入禁止品をよく確認すること。
(事前に買った食品のほとんどが送れませんでした。)
魚介類、肉製品、乳製品、卵製品、蜂蜜、糖分を含む食品全般、アルコール類、じゃがいも、酒類、たばこ
英国輸入禁止食材はこちらの記事にまとめています。
準備も大変ですが、しばらく会えなくなる家族と一緒に過ごす時間も作りましょう。日本の魅力である綺麗な空気、豊かな自然、輝く星空、美味しい食を堪能できる場所に行ってみてはいかがでしょうか。
コロナが無ければ、息子の飛行機の練習を兼ねて北海道へ行きたかったのですが、私たちは星と山が綺麗に見える長野に行きました。家族みんなでのんびり過ごせて良かったです。夫のインド駐在、妊娠・出産・コロナでドタバタと慌ただしいここ数年ですが、楽しく過ごした日の家族写真があると辛い時にパワーが貰えそうですね。
普段なかなか着る機会の少ない和装。海外に行くとさらにその機会も減るのでは?
日本人としてその伝統を守ることも大切なことだと思います。洋装に比べると着付けや姿勢など面倒なことも多いですが、その分少し特別な気分になれますよね。結婚式やお宮参り、七五三などのイベントの際には出来るだけ和装で参加してみたいものです。
写真はホテル雅叙園東京さんで撮影しました。見学の際に初めて訪れたのですが、和装が映える豪華な内装に終始魅了されました。屋内の撮影スポットが充実しているのも子連れには助かります。
日本らしい結婚式は外国人にとっては憧れなので、渡航後に現地の友だちに見せるととっても喜ばれると思います。
やっぱり頼れるのはすでに海外に住んでいる先輩方。現地に住んでいる友人、知人がいなければ、SNSで質問してみましょう。
会ったこともない、顔も知らない方と連絡を取り合うのは抵抗のある方もいると思いますが、みなさん、本当に親切な方ばかりでとても感謝しています。
本やブログなどでも情報収集はできますが、コロナ禍で普段とは勝手が違う今、リアルな状況をすぐに確認できるのはSNSの魅力です。イギリスはロックダウン中なので、当初期待していた夫からの情報は全然入ってきません。
海外生活を経験されている日本人の皆さま、いつも助けていただいて本当にありがとうございます。おかげさまであまり悩むことなく準備も進められています。夫も深く感謝していました。
初めての海外赴任。小さなお子さんがいれば準備も2倍以上になり、とても大変だと思います。まずはリストを作り、ご主人の渡航前にしかできないことを優先に準備されることをおすすめします。