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【ジョージア】絶景ジュタ・バレー1泊2日プラン。ヨーロッパ最後の秘境|ドバイ駐在妻おすすめ

こんにちは、ドバイ在住とらママです。今年の夏はドバイの喧騒と灼熱から逃れるため、ヨーロッパ最後の秘境とも呼ばれるジョージア・「ジュタ・バレー(Juta Valley)」へ行ってきました。旅行前はジョージアの国名しか知りませんでしたが、今回の旅ですっかりジョージアの虜になってしまいました。

今回は、ジョージアの中でも特におすすめしたい、「ジュタ・バレー」の魅力と1泊2日モデルプランをご紹介します。


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– ジョージアってこんな国

「ジョージア(Georgia)」(旧グルジア)は、南ユーサカスにある小さな国で、北海道よりも一回り小さい約70k㎡。陸続きの国境を挟んで北側にロシア、南東側にアゼルバイジャン、南側にアルメニアとトルコで、西は黒海に面しています。ドバイからジョージアは飛行機で片道約3時間半。

冬場はスキーリゾート地として有名で、夏場は山間部で雪が残る程過ごしやすく避暑地としても人気。また、海外では珍しい温泉街もあり、日本と同じスタイルで温泉に浸かることができます。

ジョージアはワイン発祥の国としても知られ、伝統的な製法は無形文化遺産にも登録されています。そして、東西南北の国の食文化が入り混じり、独自の進化を遂げたジョージア料理は絶品で日本人好み!物価も安く、移住したくなるほど、旅人の心を魅了し続ける国です。

首都: トビリシ
人口:約370万人  
通貨: ラリ
公用語: グルジア語

\ベストシーズン/
✔7月中旬~9月上旬が夏の観光におすすめ!
✔スキーを楽しむなら12月~1月がベスト

トビリシ(ジョージアの首都)



– 1日目

-【1:20】 ドバイからトビリシ空港へ

ドバイからジョージアの首都トビリシは直行便で3時間半弱で到着します。ドバイの格安航空「Fly dubai」では、朝1:20発-4:45着か、朝11:00発-14:25着が選べますが、トビリシからジュタまでは車で5時間程の長旅なので、早朝便がおすすめ。ジョージアの夏場の日の入りは夜8時半頃ですが、山道なので暗くなると危険です。休憩しながらのんびり向かいましょう。

また、7月~8月はハイシーズン。航空券を安く抑えるなら、格安航空の「Fly dubai」の深夜便が最安値ですが、座席が結構狭いので覚悟して臨みましょう。深夜便の際は仮眠をお忘れなく。

POINT
✔7~8月はハイシーズン
✔格安航空「Fly dubai」が最安値(旅行当時)



-【5:00】 レンタカー又はタクシーをGET

空港からジュタまでの手段は車のみです。我が家は空港から車をレンタカーしました。トビリシからジュタまでは、ロシアまで続く1本道の軍用道路をひたすら北上します。山道を登っていくので、カーブが続き、渋滞に巻き込まれることも。

また、雨が多いジョージアの道は凸凹で、それなりの運転スキルが必要です。さらに、至る所で牛の群れに遭遇します。オフロードの運転に自信の無い方はホテルの送迎やタクシーのチャーターを手配しましょう。レンタカーショップは空港内にいくつかあります。

運転免許証の英語翻訳が必要

レンタカーの場合、日本の運転免許証の英語翻訳が必要です。万が一の際に保険が適用されないので、忘れずに用意しましょう。

チャイルドシートは要確認

チャイルドシーが必要な場合は、事前に何度も確認しておきましょう。我が家は事前に幼児用チャイルドシートを要望していたのに、当日用意されていたのはベビー用。息子には小さすぎて使えなかったため、結局当日返却予定の別の車を待ちました。事前に何度も確認しておきましょう。

POINT
✔トビリシ~ジュタまでは片道5時間
✔ジョージアの道は凸凹だらけ
✔運転に自信の無い方はレンタカーがおすすめ



-【12:00】 トビリシ市内でランチ

時間に余裕があればトビリシ市内で腹ごしらえ。ジョージア料理や、名物「ヒンカリ」の有名なお店、地元民が通うカフェなどが多くあります。異文化が入り混じった古い街並みは歩いているだけでも楽しい。トビリシ空港から市内までは車で30分程なので、是非立ち寄ってみましょう。

我が家はチャイルドシートを待つため、当初予定になかったトビリシ市内へ向かいました。早くジュタ村に向かいたい気持ちもありましたが、この時に市内に行ってなかったらきっとこの旅行中に行く時間がなかったので寄り道して良かったです。



-【17:00】 ジュタ村到着

トビリシから約5時間車を走らせるとジュタ村に到着します。ジュタ村からは山道なので、ここからは車を降りて1kmほど自力でハイキングします。ホテルに宿泊する場合は、馬が荷物を運んでくれるのでキャリーケースでもOKでした!(往復30ラリ)

2022年7月に訪れた際、ジュタ村から3kmほど手前の道路が土砂崩れで閉鎖されていました。地元の慣れたタクシーの場合はジュタ村まで連れて行ってくれますが、レンタカーの場合は危険なのでここで車を降りましょう。ホテルに宿泊する際は、スタッフがこの100m先まで車で迎えに来てくれます。(100m道路を歩きますが、マッチョなスタッフがここまで迎えに来て荷物を担いでくれました。)

ただし、ジュタ村では電波が無くなる可能性があるため、到着時間が分かったら早めに伝えておきましょう。



-【18:00】ホテル到着

1kmの山道も2歳の息子は頑張って登ってくれました。途中、放牧されている牛や馬が出迎えてくれたり、美しい小川を渡ったり、疲れを忘れさせてくれる楽しいコースです。

今回のお目当てのホテル「Fifth season」はジュタバレーの一番高い所に位置しています。期待を裏切らない素敵な空間でした。



-【20:00】ジョージア料理・ワインを堪能

独自の進化を遂げたジョージア(グルジア)料理はどれも絶品!東西南北の国の文化が入り混じった料理は日本人の好みの味付けが多く、日本食が恋しくならない程病みつきに。ワインやビールとの相性も抜群でついつい飲みすぎてしまいます。ジョージアは食物の栽培に適した気候のため野菜もフルーツも甘くてとっても瑞々しい!

この日のディナーはスープ、ラタトゥイユ、ビーフ&ベジタブル、ジョージアンブレッド。お野菜をたくさん摂取出来て、心も身体も喜ぶご馳走でした。

ジョージアのおすすめ料理はこちらの記事で紹介しています。



-ジュタのおすすめホテル「Fifth Season」

ジュタのおすすめホテル「Fifth season」は、ジュタバレーの山頂にあり、部屋から山が一望できる、ジュタで一番人気のホテル。カフェ利用も出来るので、登山客たちの休憩スポットになっていました。ホテルの庭からの眺めが抜群なので、ここを目当てに来る方も多いよう。大自然の中にポツン佇む山小屋ホテルはお洒落で清潔感もあり、リピートしたくなる程快適でした。

2022年にジャグジー付きのスイートルームが新しくオープン。ハイキングの後に窓一面の山々を眺めながらジャグジーに疲れるなんて、想像しただけでにやけます。次回また訪れた際には是非こちらに泊まってみたい!

Fifth Season
住所:Juta – Mountain Chaukhebi Road, Juta, ジョージア
HP:m.facebook.com/fifth.season.juta



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