こんにちは、ドバイ在住とらママです。古代都市「ペトラ」や、別名”月の谷”とも呼ばれる壮大な砂漠「ワディラム」など、ヨルダンはアドベンチャー好きには堪らない魅惑の地。
でも、初めてヨルダンに旅行をするなら、何を着て行けば良いのか服装選びに困りますよね。また小さい子連れなら、安全・快適に過ごすための持ち物もしっかり備えておきたいものです。
✔ヨルダンの気温やベストシーズンは?
✔ヨルダンにはどんな服装で行けば良い?
✔子連れ旅行の持ち物は?
今回は、ヨルダン旅行での女性の服装や注意点、子連れにおすすめの持ち物についてご紹介します。
ヨルダンの天気や気温は地域によって異なりますが、一般的なヨルダンの観光ベストシーズンは春(3~5月)と秋(9~11月)です。日本と同じように四季があり、同時期の東京の気温と似ています。夏はかなり気温が高くなり日差しも強いので観光に不向き。冬は寒く降水確率が上がるのであまりお勧めできません。
ヨルダンは北海道の面積と同じくらいの小さい国ですが、多様な地形のため地域によって気候が異なります。南部の沿岸地域アカバ周辺は年中温暖ですが、北部の内陸地域アンマン周辺では、春でもダウンジャケットが必要。
夏の7~8月は1年で最も暑く、死海沿岸で40℃以上の最高気温を記録します。9月になると次第に暑さが落ち着き、夜はさらに涼しくなります。冬にはワディラムで氷点下まで下がり、ペトラ、アンマンなど標高の高い地域では積雪もあります。年間を通して雨は少ないですが、冬の12~1月がもっとも降水量が高くなります。
また、砂漠地域の特徴として、年中乾燥していて日差しが強く、1日の気温差も激しいです。
POINT
✔ベストシーズンは春(3~5月)と秋(9~11月)
✔夏、冬は観光に不向き
✔首都アンマンの気温は東京に似ている
✔年間を通して乾燥、1日の気温が激しい
普段の観光よりも運動量の多いヨルダンのペトラ遺跡・ワディラム砂漠ツアー。おしゃれも大事ですが、せっかくの観光を楽しむなら、1日中外にいても疲れにくく、動きやすい服装がおすすめです。
砂漠地域のヨルダンは日差しが強いのが特徴、特にペトラ遺跡、ワディラム砂漠は遮るものが少なく、油断するとすぐ真っ黒に日焼けしてしまいます。ワディラム砂漠ツアーでは、トラックで砂漠を駆け巡るので、脱げにくい紐付きタイプの帽子がおすすめ。
MEMO
帽子を被らなかった夫は顔面丸焦げ。後日ずるりと脱皮していました。
日除け対策には長袖シャツが便利。リネン素材なら、汗をかいてもすぐに乾くので機能的。コンパクトに折り畳めて多少しわになっても気にならないので、旅のお共にぴったり!
MEMO
常に半袖で行動していた夫の腕は真っ赤かに。
ヨルダンを思う存分満喫するなら、断然パンツスタイルおすすめ。沢山動いたり擦れても丈夫なカーゴパンツやベーカーパンツ、デニムが安心。ロールアップタイプは裾に砂が溜まるので、くるぶし丈や、裾が絞れるジョガータイプが快適。
段差の多いペトラやワディラムでは、足さばきの悪いスカートやワンピースは危険なのでハイキングに不向き。またショートパンツは身体が冷えたり、虫に刺される恐れも。
MEMO
”ホテル用に”と、念のために持参したワンピースは着る機会がありませんでした。
トレッキングシューズなら山道や階段でも滑りにくく、スニーカーよりもストレスフリー。スポーツブランドの登山靴なら、普段の洋服にも合わせやすい。アディダス×ステラのコラボ靴はスタイリッシュでお洒落。
MEMO
私はニューバランスを履いてペトラ、ワディラムに行きましたが、凸凹した岩山が歩き難くて少し後悔しました。
砂漠地域のヨルダンは朝晩冷え込むので、マウンテンパーカーなどの機能性の高い防寒具は必須。ワディラムではトラックの後ろに乗って移動するので風除けにも。メンズ用のジャケットを大きめで着るのもあり。
MEMO
ペトラ遺跡の日陰は昼間でも寒く、ノースフェイスのマウンテンパーカーが大活躍でした。
アラブ地域で男性が頭に巻く大判スカーフ「シュマグ(アフガンストール)」。ヨルダンに行くと女性観光客も頭に巻いているので、思わずマネっこしたくなるかも。ヨルダンのお土産屋さんでは必ずと言っていい程売られているので、現地購入してお土産にも。
ワディラムの砂漠ツアーでは、前を走るトラックの砂や排気ガスを顔面に被る場合があるのでその対策に。
MEMO
ワディラムのトラックに乗る際、このスカーフで息子の顔を守りました。
赤やピンク色で美しいペトラ、ワディラムの砂漠。しかし、大事な白い靴や洋服には大敵です。特に、靴下やパンツなど、地面に近い装いは白を避けた方が無難。
実際、ヨルダンの砂漠の民ベドウィン人はほとんど誰も白い民族衣装を着ておらず、見に纏っていたのはグレーや茶色などの汚れの目立たない色の服でした。
息子は白の靴下しか持って行かなかったので、1足残らず綺麗なピンク色に染まってしまいました。石鹸でゴシゴシ洗ってなんとか白く戻りましたが、無駄な労力!黒い靴下にすれば良かった。
ワディラムでの支払いは現金のみでATMも無し。ペトラ遺跡の売店やロバ、カートなどのタクシーも現金のみ。
ペトラやワディラムの子連れハイキングはベビーカーが使えないのでベビーキャリアが必須。抱っこ紐より背負いやすくて安全・快適。
ハイキングや砂漠ツアー中に子どもがすぐに食べれる行動食はマスト。ペトラの売店は割高で種類も少ないので、お気に入りの物を持参しましょう。ヨルダン旅行中、息子はライスケーキにお世話になりました。大人用の飴やクッキーなどもあるといいかも。
外遊びには虫よけスプレーがマスト。赤ちゃんにも優しいナチュラル素材だと安心。
熱中症・白内障対策に。
ワディラムで星を見るなら、ヘッドライトを忘れずに。
いざという時の為に救急セット。山や砂漠では何が起こるか分かりません。
全く日焼け対策をしなかった夫は、大変なことになりました。
忘れがちなリップケアも欠かさずに。何もケアしていなかった夫、息子は乾燥しすぎて唇から流血。
焼けた肌にはアロエジェルが効果的。ほてったお肌をしっとり保湿します。
いかがでしたか?今回は、ヨルダン旅行での女性の服装や注意点、子連れにおすすめの持ち物についてご紹介しました。ヨルダンは古代都市「ペトラ」や、別名”月の谷”とも呼ばれる壮大な砂漠「ワディラム」など、アドベンチャー好きには堪らない魅惑の地。しっかり備えて、忘れられない一生の思い出を。